どんな人でも、自分の人生において主役であり、そこには人に伝えたいドラマがあります。
子どもや孫に、自分がどんな人生を歩んできたか、知ってほしいと思う人はたくさんいますが、
どう書いていいかわからなかったり、書いても自慢に終始してしまったり、読みづらかったりして、
本当に伝えたいことが伝わらないことも多いものです。

本書では具体的な手順を示しながら、読みやすい自伝のかたちに整え、
「書きたいけど書けない」と思っていた方々が、自分の思いを家族に伝えられるように導きます。
自分と同じ年齢のころに、親(祖父母)が何を考え、どう生きていたのかを知ることは、
家族の絆を深めることにもつながります。


著者：湊屋一子（みなとや・いちこ）
4半世紀を超えるキャリアの中で、最年少は10歳・最年長は95歳、
のべ3000人以上にインタビューを行ってきたベテランライター。
伝統芸能、美術工芸、医療、教育、料理、暮らし、演劇、芸能、就職、結婚、ファッションetc......。
ジャンルを問わず、そこにいる人々の話を聞き、その思いを文章にしてきた。